Art Dry needling & Massage – 武蔵小金井の鍼灸マッサージ治療院
当院はコリによる痛み(筋筋膜性疼痛:MPS)を専門に扱う鍼灸マッサージ治療院です。
正攻法で、コリを一つ一つ確実に解消することにより痛みを除去していきます。
なかなか治らない重い肩こり・首コリ・腰痛・緊張型頭痛・四十肩などの症状でお悩みの方は大変多くおいでですが、適切な施術をすればよほどのことがない限り、コリは解消できます。
それに伴い、コリによる痛みは解消されます。
コリを解消するというのは、決して比喩ではなく、専門家でない方が触ってはっきり分かるレベルで柔らかくなります。特に、首や肩はすぐ手に届くところにあるので多くの患者様がその変化に驚かれます。
当院では、通常の治療法では対象とされていないような小さなコリの芯までミリ単位の精度でほぐしていきます。
決して施術業界にありがちな「根拠の乏しい独善的な理論」ではなく、生理学的な根拠を持つ施術です。
1: 対象
2: 痛みの原因( 何が痛い? なぜ痛い? )
3: 解決策
4: この治療法のメリット
5: この治療法のデメリット
無駄を省いてコリの解消に特化した治療ですので、コリによる痛みを根本から解決することを望む方にはコスト・パフォーマンスが良い施術をご提供できると考えています。
「いろいろと試したがダメだった」という方は、是非お試しください。
1: 対象
なかなか治らない重い肩こり・首コリ・腰痛・緊張型頭痛・四十肩などの症状(筋筋膜性疼痛:MPS)や顎関節症などでお悩みの方を対象にした施術です。
2: 痛みの原因(何が痛い? なぜ痛い?)
そもそも肩こり・首コリ・腰痛などの何が、そしてなぜ痛いのはなぜでしょうか?
もっとも根源的な問いの一つですが、意外と知られていません。
「怪我したりぶつけて痛い」、「風で喉が痛い」という時と同じで、コリ(筋硬結)すなわち血行不良や炎症等の異常があるとポリモーダル受容器(polymodal receptors)というセンサーが痛み信号を発するようになるからです。
ポリモーダル受容器は正常な時は何も信号を発しませんが、異常が生じると痛み信号を発するようになります。
つまり、
血行不良や炎症等で筋肉が凝ってくると、その筋肉や筋膜上のポリモーダル受容器というセンサーが異常を知らせるために痛み信号を発するようになり「肩(首・腰)が痛い」と感じるようになります。
3: 解決策
痛みが血行不良により過敏になったポリモーダル受容器から出ているとすれば、血行不良(=コリを解消)を改善しポリモーダル受容器のレベルが正常に戻るようにすれば良いことが分かります。
それではどうすれば正常レベルに戻るのでしょうか?
この時もやはりポリモーダル受容器がカギを握ります。
ポリモーダル受容器は大変特殊な性質を持つ受容器で、
異常を知らせる「センサー」の働きだけでなく、
治癒を開始させる「スイッチ」としての役割も持っています。
従って、鍼やマッサージを用いて悪い部位のポリモーダル受容器を適切に刺激することで、神経伝達物質が分泌を促し(この時、鍼特有の「響き」やマッサージの「いた気持ちいい」という感覚が生じます)、治癒プロセスを開始させ、血流が改善(=コリの解消)し、センサーのレベルも正常に戻るので痛み(筋筋膜性疼痛:MPS)が軽減・除去されます。
この過程は神経性炎症と呼ばれる生理学的な事実に基づく再現性のある現象です。( 怪我をしても自然に治っていくのはこのプロセスによるためですが、肩こりや腰痛などではこのプロセスが途中で止まってしまい慢性炎症状態になってしまっているのでいつまでも痛いのです。 )
これらの変化はポリモーダル受容器に適切な刺激を入れることで生じますが、この時、何より大切なのは刺激の正確さです。場所と刺激量が適切であればスイッチを押すことができ治癒プロセスを開始することができます。
そしてこの精度がとても高ければ、通常の鍼治療では使われないような極細の鍼でも十分すぎるほどの効果が出ます。
逆に、
精度が低いほど、類似の効果を出すために太い鍼が必要になります。当然余計な痛み(皮膚に刺さるとき)やひどい内出血などのリスクは高くなります。
当院では主に極細の鍼を使用し、凝った筋肉・筋膜(ファシア)の「ポリモーダル受容器」に正確に刺激を入れる事で高い効果を生み出しています。
4: この治療法のメリット
感作したポリモーダル受容器を対象とした治療の3つのメリット
・1:整体や骨盤矯正などの通常の施術では取れないコリが解消できるという点です。
コリそのものから目をそらした施術では、軽症の方を除き筋硬結の解消は期待できません。
実際、当院には、長年に渡り様々な治療を受けてこられたにも関わらず、沢山の筋硬結(コリ)をお身体に残存された状態で患者様がお見えになりますが、
そのような方々も適刺激によってコリは問題なく解消されていきますので、驚かれるとともに大変喜んで下さります。
・2:長期間かからないと成否が判明しない「体質改善」のような漠然とした変化ではなく、一回一回の治療が意味を持ち、かける手間(治療時間や受療回数)に比例する形で結果がはっきりと出る点です。
その意味で、痛みの根本から解決を望む方にはとてもコスト・パフォーマンスが良い施術をご提供できていると考えています。
・3:一時的な鎮痛を目的としたものではなく痛み信号の発信源である血行不良を起こしている筋・筋膜そのものを治療します。
ツボを主眼とした鎮痛目的の治療の問題点は . . .
・半数ほどいるとされる鎮痛効果の起きやすい体質の人以外にはそもそも効果がない
・効果のある人でもその効果は一時的にすぎない
なぜなら、鎮痛というのは、脳に至るまでの痛みを伝える経路のどこかで情報伝達を抑え痛みを感じなく(感じにくく)させるもので、
原因(コリ)そのものの解消ではないからです。
ポリモーダル受容器はその性質上、体質による大きな差はないと考えられるので効果の出方に安定性があります。
5: この治療法のデメリット
コリの悪さの程度に応じて特に(鍼治療では)響きが強く出る、という事です。そしてやはりコリの悪さの程度に応じて、治療後に筋肉痛が出ます。これは治療直後が一番強く出て、たいてい数時間で治まってきます。(すごく悪いコリの場合翌日くらいまで筋肉痛が残ることが稀にあります。)治療が進むにつれて響きやその後の筋肉痛は出にくくなってきます。
響きが苦手な場合はできるだけマッサージで悪さの程度を落としてから鍼治療に入るなどしてソフトランディングを図ります。
参考
以上のように、当院では
「体質に左右されることなく、慢性化した症状の重い凝りを解消し、それにより痛みを除去すること」に焦点を絞り研鑽を積んできており、開業以来一貫して、通常の治療ではなかなか治らない慢性・重い症状に悩むMPS患者様に、コリの解消による痛みを除去する鍼灸・マッサージ治療をご提供しています。
長年の受療にもかかわらず多くの筋硬結を身体に温存されたままの患者様がたくさんお見えになりますが、そのような方々も適刺激により問題なくコリがほぐれていきます。
これは、当院が独善的に創作したものではなく、様々な基礎研究により蓄積されてきた科学的知見を拝借し、鍼灸マッサージ師という”技術職”の立場から臨床上の施術に落とし込んだものです。
症状が軽ければ、常識的な施術であればたいていどんなものでも効くものですが、重症化・慢性化したMPSの場合、「原因を解消できる刺激」を客観的に与えることが出来ているかどうかで、効く・効かないがはっきりと分かれるシビアな世界です。
頑固な慢性痛に悩まされている方には大変コスト・パフォーマンスの良い施術となっていると思いますので、是非お試しください。